考えるライオン。
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考えや生き方は違えど、
ライオンには大好きな動物仲間がおりました。

立派な角を持つ鹿
美しいシマウマ
ゆったりと落ち着いた象

種族は違えど、自分にはないものをいっぱい持っている仲間です。
一緒にいるのは楽しいなと思っていたのでした。

でもある時、
ライオンはお腹が空いていたのか、寝ぼけていたのか何なのか、
大事な仲間を見てつい本能で牙をほんの少し出してしまったのです。
ライオンはそんな自分にハッとしてすぐに口を閉じました。

鹿もシマウマも象もリスもうさぎも亀も、
ライオンが牙を出したことに気づいていなかったけれど、
バイバイしてからライオンは、とぼとぼと帰路を歩きながら絶望に打ちひしがれるのでした。

自分の本質は変えられないんだろうか、と。
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by nijiirocamerallia | 2012-07-06 12:59 | animal。
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